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三雲クリニック

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日々のあれこれ2018年11月24日
#98) 胸骨々折 咳は地獄

 ちょうど2週間前11/10(土)の午後、大事故に遭い胸骨・肋骨が折れました。深く息を吸うと痛みます。咳をするとしばらく死ぬほど痛いです。地獄の責め苦です。更にヒドイのはくしゃみです。まさに悶絶!します。しゃっくりも骨に響きます。

 

 私は直進車。相手は対向する右折車。青信号で交差点を通り過ぎようとしたとき、私の直前を、絶対あり得ないというタイミングで右折されたので、まさしくジャストミート(こんな表現は不適切ですかね)。相手の左側面を思い切り強打してしまいました。どちらも軽だったので、両車ともお釈迦になりましたが、互いに命に別状は無かったのが不幸中の幸いです。

 

 衝突の瞬間は全く覚えていません。事故直後、気が付いたら息を吸う度に胸が痛くて痛くて、しばらく動けませんでした。肋骨や胸骨が心臓や肺を傷つけたのでは??と不安がつのりました。それくらい強く胸をハンドルで打ったのです。室内に煙が湧きあがり、エアバッグが開いて、しかも破れていました。私の身体が凄い荷重となってバッグが破れたのかも? バッグが破れたので、胸がハンドルに直に当たったのだと思います。救急車が来て近くの病院に運んでくれました。

 エコー検査やCT検査で肺や心臓などの内臓は無傷だと判りました。九死に一生を得た思いです。衝突寸前の光景からすると、死んでいたかも?と思います。でも、30年前に逝った母や、十数年前に逝った義兄、9年前に逝った姉、4年前に逝った父がみんな揃って 「未だこっちへ来るな!!!」 と押し戻してくれたのでしょう。有難いことに生きています。入院することもなく。

 

 2日後くらいに右手の甲も激しく青染んできて、痛くて握ることができません。レントゲンで骨には異常なしと診断されました。どこでどう打ったのか見当が付きません。胸にも手の甲にも痛み止めテープを貼り続けています。

 胸に響くので鼻を強くかむこともできません。痰が溜っても、咳をするのが怖いので、出せません。これが一番つらく、話ができない、つまり、問診ができない、患者さんに説明することもできない。ゆえに、事故後3日目から約3日間ほど臨時休診にさせてもらいました。しゃっくりしても痛むので、なるべく食べ過ぎないように心がけています。

 

 2週間後の今でも胸の青染みは未だ残っています。咳をするのが辛いので、咳止めを飲んでいます。痰を出すのも一苦労です。しつこい咳を訴えて来院される患者さんを多く診ています。おそらくマイコプラズマ肺炎であろうと診断して適切な治療を行いますが、「この咳をもらったら大変だ!」と戦々恐々の毎日です。

 

 胸の痛みゆえ事故直後は仰向けに平坦に寝ることも出来ず、仰向けから腹筋を利かせて上体を起こすことは地獄の苦痛でした。2週間たった今も寝返りが痛くて出来にくく、ついつい寝不足になります。右手の青アザはほぼ消えましたが、握ると痛いのは未だ治りません。PETボトルが開けられない、タオルも雑巾も絞れない、という状態が続きます。

 

 身体をひねる動作も痛いのでつらいです。重い引き戸は片手で引くと胸が痛いので、両手で引くように心がけています。うっかり力が加わるとイテテッ!となります。「手を洗う」という何でもない動作もけっこう胸骨に負担がかかるものだ、と実感しています。両手を前で合わせて擦り合わせるという動作が、です。その他、日常の色んな動作に胸骨・肋骨が関わっているんだ、と思い知らされる毎日です。

 

 痛み止めはボルタレン®(ジクロフェナク)坐薬を使っています。挿入は人差し指ではなく中指が適切ですね。深くまで届くからです。中腰になって、中指で肛門括約筋を通り過ぎる深さまで挿入したあと、直立して尻の穴をキュッとすぼめれば坐薬の脱落はありません。坐薬は体温で融けるワックスに薬効成分を練り込んだものですから、肛門を下に向けて屁をすると、融けた油分が漏れ出ることがあります。屁をするときは肛門を水平あるいはそれ以上に高く保たないといけません。オイルが漏れ出た場合に備えて、パンツの中にパッドを敷いておくとよいかも。

 

 ウンコをきばることもできません。腹圧を上げると胸に響くからです。よって、軟便になるように緩下剤を使ってます。また、坐薬の融けた油分が冷たいトイレ・ボウルに直接触れると冷え固まって付着します。これを避けるには、あらかじめボウル表面を軽く水洗して水のフィルムを作っておくのがよいでしょう。

 

 私の首は太短いので、有難いことにムチ打ちにはなり難いのです。事故直後、メガネは吹っ飛んで床に落ちていました。首から上がかなり強く揺さぶられたことを示す事実だと思われます。しかし、首の右後ろから右肩にかけて軽度の突っ張りを感じたのは直後の2,3日だけでした。

 相手方である母娘お二人は頸椎捻挫でしばらく休みを取られたようですが、快方に向かっておられるものと思いたいですね。保険の交渉は順調に落ち着きそうです。

 

 お世話になった救急隊の方々、警察の方々、事故の後処理をしてくださった方々、病院のスタッフの方々、保険関係の方々、色々とご配慮いただいた方々、に感謝します。

 臨時休診で御迷惑をお掛けした方々にはお詫び申し上げます。

 

 危ういところを拾い上げさせてもらった命です。大事にします。「老人の暴走」と言われないように、おとなしい運転を心がけます。「かもしれない運転」、「危険を予測する運転」をより一層徹底します。