日々のあれこれ2018年06月16日
#89) 悲しい出来事

 この頃の世の中、悲しい事件が次から次に起きて、まことに心痛むばかりです。それに比べれば実に些細なことではありますが、当クリニックでも悲しい事件がありました。

 

 クリニックの公用車に意図的な傷が付けられたのです。#75)話に書いたとおり、今年3月に入れ替えてもらったばかりの新車なのですが、左後ろドアに、恨みを込めたような引っ掻き傷(写真参照)が付けられました。

 ふだん私が乗り降りする右側ではなく、あまり目にしない左側だったので、気付くのが数日遅れたかもしれませんが、看護師さんが見つけてくれました。露天駐車しているので、夜中など人目に付かない暗闇の中で犯行が行われたようです。

 小さな傷ではありますが、私の心の中にグサリと突き刺さる出来事です。当クリニックなり私なりがご近所迷惑を及ぼしているというふうには思い当たりません。恨みを買うとしたら、心当たりはあります。

 

 それは、今までに数人ですが、初受診された患者さんを怒らせて帰らせてしまったことがあるからです。

 例えば、こんなこと。風邪のような症状で来院された患者さんが、私が色々と問診するうちに苛立ってきて「ごちゃごちゃ言わずに、咳とのど痛の薬を出してくれたらええんや」と言われたことがあります。そのとき、<いやごと言い>の私は「咳やのど痛の薬を出すよりもタバコを止める方が先決ですがな!」と言い放ちました。すると、先方はいわく「死んでもええからタバコは止められへんのじゃ!」と。 すかさず私は「死んでもええと言う人が咳やのど痛くらいで医者にかかるのかい!」と言うてしまいました。

 すると、患者さんは憤然と席を立って「もうええ! 二度と来るかい!」と捨て台詞を残して出て行かれました。 同じような売り言葉に買い言葉で、他にも数件、帰ってしまわれたことがありました。

 

 まあ、この程度のことなら自覚はしているのですが、他にはあまり心当たりが無いように思うのです。「自覚が足らん」と言われればそれまでですが、開業3周年を目前にして初めての器物損傷事件にかなり心を痛めているところです。