日々のあれこれ2017年07月15日
#37) 猛暑にバテ気味、大暑は1週間ほど先なのに…

二十四節気の「大暑」まで未だ1週間ほどありますが、猛烈な蒸し暑さが続きますね。暑さにめっぽう弱い私は少々バテ気味です。

 

そんなときに、少し爽やかな話題を。

 

クリニックの中庭にナンキンハゼの大木があることは#24)で書きましたね。いまその太い幹の上にオレンジ色のラッパ型の花が20個ほど咲いているんですよ。ノウゼンカズラです。去年の夏には分かりませんでした。ナンキンハゼの葉の茂みに隠れて気付かなかったようです。今年は5月下旬に、北側の枝を大きく刈り払ってもらったので、ノウゼンカズラの花に気付いたというわけです。

  ハゼの太い幹(直径約40 cm)に巻き付くカズラの太い蔓(直径5 cm以上)があるのは知っていましたが、途中で切断されていますから、既に枯れているものと思っていました。しかも、普通のツタだと思っていました。どうやら一部は切断を免れていたようです。

 

ナンキンハゼの木は今、どの枝にも無数の花序が出て真っ盛りです。詳しく観察したことはなかったのですが、『ナンキンハゼ 松江の花図鑑』で検索すると詳細な写真が わんさか出てきます。雄花と雌花の様子がよ~く分かります。蝋の採れる果実の様子も多数の高質写真で分かります。

 

庭の奥には、去年「もりやま芦刈園」で買って地植えしたガクアジサイが庭の緑の中にひときわ目立つ白い花を咲かせています。この花は正確には「装飾花」と言って萼が発達したものだそうです。『アジサイ Wikipedia』で検索すると解説や画像があります。

 

庭の岩陰には、去年花が終わったあとのホトトギスを買って1種は地植え、もう1種「百恵」は鉢植えにしてあります。冬には地上部が全て枯れて、「ほんまに育つんやろか?」と不安に思っていましたが、春先にはしっかり芽を出し、その後スクスクと成長し今は高さ40 cmほどになっています。葉っぱには黒い斑模様が出ており「如何にもホトトギスだなぁ」って思わせてくれます。今秋には花が期待できそうです。