趣味2017年07月05日
#35) 「台風一過」なんて言いましたが、梅雨前線が居座って…

「台風一過、さわやかな夜空」なんて言いましたが、夜が更けて またも大雨になりました。気象庁のサイトで天気図やレーダー・ナウキャストを見ると、台風は東へ去りましたが、立派な梅雨前線が しっかり居座っているではありませんか!!! まあ、しゃあないですね。梅雨は未だ明けていませんから。

 

ところで、陰暦の月名の決め方に関して「節気」と「中気」を、ブログ『暦と天文の雑学』に基づいて説明しました(第32話)。そのブログの記載では、天保暦のルールに【冬至は十一月、春分は二月、夏至は五月、秋分は八月、と定める】とあります。この四点が基準になって四つの月の名前が決まり、次いで他の月の名前も自動的に決まるということですね。

  言い換えると、[上記の四点]・[四つの月名]は不動なわけで、これがずれることのないように「閏月」が挿入されます。

  閏月の決め方については、ウィキペディアの『閏月』が分かりやすいかもしれません。明治3年~5年の実例が挙げられているので、実感をもって理解できます。

 

国立天文台から毎年の正確な【二十四節気の日時】も、年間を通じての【朔弦望の日時一覧】も公表されている。これらを組み合わせれば陰暦が出来上がる。でも、そんな ややこしいことを実行する私ではありません。

  実際には「旭川情報ねっと」の『六曜・月齢・旧暦カレンダー』を愛用させてもらっています。これと実際の月を眺め比べながら一日一日を送っているのです。