趣味2017年07月01日
#33) 浅井忠展を観に京都・鹿ヶ谷へ

 いよいよ7月になりました。 JRおでかけネットの広報紙『電車&ウォーク』の6月カレンダ-に掲載されていたので「観に行きたいなあ」と思っていた展覧会が7月9日(日)で終わります。

 

 それは、京都・鹿ヶ谷(ししがたに)の泉屋博古館(せんおくはっこかん)で開催中の特別展『浅井忠の京都遺産ー京都工芸繊維大学美術工芸コレクション』です。

 

 以前から浅井忠(あさい ちゅう)の絵画が大好きで、とりわけ水彩画にとても惹かれていました。浅井忠は主に油絵が有名なんだろうと思いますが、水彩画には明治の日本を感じさせてくれる、えも言われぬ雰囲気があって、じかに観るのが夢でした。

 

 今回の展示の中に水彩画がどれくらい含まれているか不明ですが、油絵の大作も素晴らしいに違いないと信じて観に行きたいと思います。とくに今日7月1日の午後2時~3時までは、列品解説『浅井忠の京都遺産ー絵画を中心に』もありますので、是非とも行きたいと思っています。

 

 浅井忠は東京美術学校(いまの東京芸大)の教授を勤め、フランス留学から帰国後は京都高等工芸学校(いまの京都工繊大)の教授を勤めた人です。工繊大に大きな作品が展示されているそうですが、一度も観に行ったことはなく、残念に思っていました。

 

 泉屋博古館は住友コレクションの展示館で、もともとは中国古代の青銅器の膨大なコレクションで知られた美術館です。私は殷の時代の青銅器にも大いに興味がありますので、同時開催の『中国青銅器の時代』も観てきたいと思います。