夏至が過ぎて いよいよ暑くなってきましたね。今日は陰暦五月の みそか(晦日、三十日)。深夜になっても月は ほぼ出ません。梅雨前線は再び南の海上に下がっていますから、湿度は高いものの、夜も もわっと暖かく、蛍にとっては最上の天気かもしれません。
さる18日(日)夕に土山へ蛍を見に行ってきました。今年はいつまでも朝方が寒かったので蛍も少ないのでは?と心配していました。 現地到着が19:20頃だったので、まだまだ明るく、蛍の灯なんぞ出る気配もなかったのですが、静かに待ちました。カジカの鳴き声が夕闇せまるなかに聞こえて心静まりました。果たして蛍は現れてくれるんだろうか? じっとじっと待ちました。
19:45頃にようやく辺りが薄暗くなり、草むらや樹々の葉陰にひとつふたつと灯りが点滅し始めました。でも、少ない! とにかく数が少ない。やっぱり今年はこんなものかなあ、って思っていました。
20:00頃になって、ようやく空が暗くなると、飛翔する灯りがひとつふたつ現れ始めました。地上から空を見上げたときに背景が暗くなければ、地上の蛍から空を飛ぶ蛍は見えないのでしょうね。そういう時間になったら飛翔を始めるのだろう、と推理しました。
20:15頃まで観賞を続けました。川辺や葉陰にそこそこの数、蛍が居ましたし、飛ぶ蛍もまずまずの数が見られました。とはいうものの、去年の約5分の1程度の数だろうというのが私の印象です。
さて、あれから豪雨を経て、湿度も温度も上がってきた今晩、明晩あたり、かなりの数が飛んでくれるかもしれません。
今夜はみそか、明晩は新月(朔)ですから陰暦の六月一日かと思いきや、今年は「閏(うるう)五月」というものが挿入されます。閏五月ついたち(月立ち)というわけで月は全く出ません。蛍たち、良い晩を過ごされよ!
三雲クリニック
11/1 今日は新旧暦とも ついたち。お朔日詣り。コロナなんか怖くないが、ワクは怖い。打ったらあかん❕ コロ・ワクは毒チン❕❕