いま現在は快晴。夜空の隅々までよく見えますが、あいにくと　ほぼ満月が　ほぼ南中しており、月光が明るすぎて南空の暗い星々はよく見えません。天の川も然りです。

　今夜は陰暦の五月十四夜、ほぼ満月。国立天文台の「今日のほしぞら」で大津市の６月８日23:00現在をシミュレートすると、南西の空には「春の大三角」、南東の空には「夏の大三角」が同時に見えているはずなんですが、満月がほぼ南中しており、あかるすぎて我が貧弱な視力では２等星以下が見えにくいです。天の川もほとんど分かりません。

　再来週６月２０日（夏至の前日なんですが）になると、月の出が遅くなりますので、晴れていれば二つの大三角がともに見渡せるはずです。天の川も南東の空に大きく見えるはずです。ただし、梅雨入りしましたから、星が見えない曇り空や雨の確率も高いですね。

　例年ですと６月中旬～下旬には蛍が観られると思うのですが、ことしは寒い朝がけっこう続いていますから、はたしてどうなんでしょう？？？　いささか気がかりです。

　やはり国立天文台の「今日のほしぞら」でシミュレートしますと、６月１４日以降は月の出も深夜になりますから、日没から約１時間たった午後８時ごろには蛍の光もよく見える頃になるのではないでしょうか。ただし、雨でなければね。