顎関節症2023年07月10日
顎関節症の臨床.2−2

⑬パノラマ写真から咬合平面の乱れがわかる。

⑭~⑲

模型により 6│6 挺出の 凸 に対し  ̄6┬6 ̄ の凹による凹凸(おうとつ)の為上下顎がロックされているのがわかる。

下顎を前に出せば干渉が、後方へやれば干渉が、このため下顎が上顎に不正な位置でロックされている。

6│6 の挺出歯をカットして咬合平面を揃え、それに合わせて 6┓ 冠

┏ ̄⑤ ̄6 ̄⑦ ̄ のブリッジを揃え、顎関節症の原因を除去し、ストレスや緊張を緩和する。

この緊張をほぐすことが大事で何年にも亘る不快症状をとって楽にならなければ本当の顎位はとれない。

緊張状態を除去し、顎を楽にさせる事が大事である。

⑳㉑フェイスボウによる咬合器装着

㉒~㉗

チェックバイト(下顎の中心位と側方運動の検査)を行ない、その運動を咬合器に移す作業工程。

㉘ 1.2

下顎の正しい位置(中心位と言い、顎関節と筋肉と神経の調和がとれた咬合する位置)に模型を装着し、干渉部位をチェックし削合する。

㉘ A.B

正しい咬合平面上で 6┓、 6│6 の冠と┏ ̄⑤ ̄6 ̄⑦ ̄ のブリッジをチェックバイトによる顎運動を移した補綴物を作る。

※補綴物とは削った部分に冠せる物