今日のツボは「承泣しょうきゅう」穴です。場所は顔面部　眼球と眼窩下縁の間　瞳孔線上にあります。効果は眼痛顔面神経麻痺　などです。

私がこの「承泣」穴を使うときは　患者さんが　目のクマを気にされているときです。クマは睡眠不足だからとよく言われますがそうばかりではないようです。鍼灸うえだではクマのことを気にする患者さんがいます。その患者さんは小学5年生の女の子。よくお友達から「クマがある～」といわれるそうです。別にクマのために通院するわけではありません、身体全体の調子を整える小児はりに週一で通っています。「クマが気になる」との患者さんの声に「承泣」を使います。この場合は小児はりではなく鍉鍼といった刺さない鍼。それでクマも薄くなりわからない程度になります。私が思うに首の凝りが原因のように思います。勿論首はこっていますが、目の周りこめかみ辺りも張っている状態、「承泣」もですが。首をの凝りをとり、目の周りの血の循環を良くすればクマもマシになるようです。

クマを気にされている方は首の凝りをとり目の周りの血液の循環を良くしてみたらいかがですか？