風邪をひいたわけでもなく、睡眠不足が続いたわけでもない。
気候の変化にも強い方で、今まで生理痛で悩んだこともなく、
二日酔いするほどお酒も飲まない、
なのに、
頭がズキズ痛む。脈打つ痛みが頭に響く。
頭が何だかモワモワと膨れる感じがする。
眼の奥が痛い。
頭の後ろがうっとうしい。
頭がボーとして、やる気が出ない。
めまいがするときがある。
ついに、頭も体もしんどくなってきた。
(慢性疲労、倦怠感が抜けない)
日々の生活にも支障が出てきた。
脳の病気かもしれない ???
病院で血液検査やCT、MRI など色んな検査をしてもらったが、異常なし!
悪いところが見つからない!?
だけど、やっぱり頭が痛くって、
毎日が辛い!
●原因が特定できないまま、とりあえず痛み止めの頭痛薬を服用している方は少なくありません。
●原因が分からず診断に困ると、ストレスだとかうつ病などと言われ、心療内科を勧められたりします。
●また、頭痛だけでなく首の痛みや肩こりなども併発していることもあるので、鍼灸整骨院やマッサージに行ったりしますが、多くの方が一向に良くならないと話されています。
原因不明の頭痛・目まい・耳鳴り・倦怠感など・・・。
実は、仕事や学校・家事などの日常生活の中で、長時間継続してとっている、悪い姿勢や癖・習慣から発症するのです。
それは、次に掲げる各項目が、
本当の原因 なのです。
⓵噛みグセが原因
歯をグッと噛締めると、顎の筋肉が動きこめかみや耳の上の筋肉がピクピクと動くのが感じ取れます。
顔の筋肉だけでなく、同様に首や肩全体の筋肉も使われています。
例えば、
ご飯をいつも右側の奥歯ばかりを使って食べていると、顎が右にズレて右の頬(咀嚼筋・咬筋)が硬くなり、それが右のこめかみから耳の上辺りにも伝わり、そこにある頭の筋肉(側頭筋)を萎縮(硬直)させてしまいます。
これは、頭蓋骨(顎や顔)を歪める原因にもなります。
『この噛み癖が筋肉痛を起こして、頭痛となります。』
物を噛んだりするような強い力がかかる場合だけでなく、無意識のうちに軽い力でも筋肉は使われています。
通常、何もないときには唇が閉じて、上の歯と下の歯は一定の間隔を保ち、接触されないようにできています。
上下の歯が長時間噛み合わさっていると、首や肩・顔・頭の筋肉にストレスがかかり続けます。
噛みグセや噛み締めがあると常に筋肉が疲労
した状態で、筋肉痛となりそして、頭痛を引き起こします。
仕事に集中していたり、料理をしたり、車を運転したりするとき等、歯と歯を接触させて筋肉にストレスをかけています。
このような軽い力でも、長時間噛んでいると筋肉痛をおこして頭痛になります。
寝ているときに歯ぎしりをしたり、歯をグッと噛み締めてストレスを発散している人は、顎関節の矯正や首の筋骨調整と、毎日の食事の仕方(顎の使い方)を改善をすると共に、良い睡眠の習慣をつけてください。
一般的な頭痛の原因Ⅰ
頭痛の原因として、まず思い当たるのが「⓵二日酔い」です。
これは、脳細胞が脱水症状を起こしているらしいです。
アルコールを過剰摂取すると血流が促進され、体温が上がります。
その体温を正常に戻すために体中から水分を奪い、同時に脳細胞からも水分を奪って頭痛を誘発します。
「⓶ストレス」で起きる頭痛は、緊張性頭痛と偏頭痛があります。
・ストレスで筋肉が硬くなり、血行不良が起こるのが緊張性頭痛です。
・ストレスにより、収縮した血管が拡張するのが偏頭痛です。
「⓷風邪」で起きる頭痛は、必ず発熱や喉の痛み・鼻水・咳など、他の症状を伴います。
もし、頭痛だけの場合や熱が下がっても頭痛だけ残る場合は、風邪以外の「危険な病気」の可能性がありますので、十分注意してください。
「⓸睡眠」による頭痛で、睡眠不足だと緊張型頭痛が起きます。
睡眠の質が悪い場合は、偏頭痛になります。
群発頭痛は、頭痛が発作で睡眠を妨害されることで起きます。
起床時に「頭痛を起こす人は、いびきや睡眠時無呼吸性頭痛の可能性があります。
・この頭痛は、睡眠時に酸素が正常に脳へ行き届かないために起こります。
「⑤気候の変化」による頭痛は、気温や気圧・湿度の変化が自律神経や血管の血流に影響を及ぼして、偏頭痛を招きます。
梅雨や台風の時期に古傷が痛んだり、肩こりや頭痛を起こすのは、筋肉の疲労物質が蓄積されやすくなるからです。
「⓺生理痛」による頭痛は、ホルモンのバランスが崩れてエストロゲンという女性ホルモンが低下します。
そうすると、脳内物質であるセロトニンという心身の安定や自律神経をコントロールする成分も一緒に低下して頭痛になります。
原因別の解消法
風邪による頭痛の場合は、感染によるものなので、休養を取って民間療法や食事療法をするか、又は風邪薬を飲んで速やかに治すことが頭痛の解消となります。
二日酔い、気候の変化、生理痛などの偏頭痛の解消法は、痛いところを冷やすことが効果的です。
偏頭痛は血管が広がることで起きるため、、
痛いところを冷やすことで、血管を収縮させ頭痛を和らげます。
そのため、血行を良くする運動やマッサージ、入浴や半身浴は控えてください。
冷たくした濡れタオルや氷、アイスノンを痛い部分にあてて、冷やしてください。
運動不足やストレスは、緊張性頭痛と偏頭痛があります。
緊張性頭痛の解消法は、首や肩を温めたりストレッチで伸ばすことが効果的です。
血行が悪くなって硬くなった筋肉を温めることで、緊張性頭痛が和らいでいきます。
頭痛は頭に痛みを感じますが、脳そのものが痛みを感じているのではありません。
「通常、頭痛といわれるものには、以下の3種類があります。」
<群発頭痛>
ある期間に集中して頭痛が起こります。
片側の目の奥を中心に、「目の奥を抉られる様な」激しい痛みが起こります。これは目の後を通っている内頚動脈が拡張し炎症を起こす事によって起きる痛みと考えられています。
また、この血管を取り巻く涙腺や瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙が出たり瞳孔が小さくなる症状を伴うことがあります。
体内時計が関係していると言われていますので、日頃から規則正しい生活を心がける事が予防策といえます。
<偏頭痛>
頭の血管が広がり炎症を起こした為に発症する頭痛で、主にストレスや疲労、女性ホルモンが関係していると考えられています。頭の片側や両側に脈打つ様にズキンズキンといった痛みが起こります。体を動かしたり音や光による刺激を受けたり、運動やマッサージ、温めたりするなど血管を広げる行動は厳禁。痛む部分を冷やしながら暗くて静かな場所で横になるのがよいでしょう。
血管が拡張する理由には、「ストレスなどの刺激が誘因となり、血液中にセロトニンが分泌されて血管が収縮する⇒緊張がほぐれてセロトニンが減少し、血管が拡張する。」というセロトニン説や、「脳幹から出ている三叉神経が刺激されて、血管の拡張や炎症をもたらす神経ペプチドが分泌される⇒血管が拡張して炎症を起こし、更に神経を刺激して痛みを増す。」という三叉神経説があります。
<緊張型頭痛>>
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで、血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。
目の疲れやだるさ、、めまいといった症状を伴うことが多く、午後になって疲労が蓄積してくると、痛みが強くなります。
また「片頭痛」を併せ持つ人もいます。
これらの頭痛で共通するのが、頭蓋骨の内外(首・肩)にある血管や筋肉・神経が刺激を受けて、頭(頚・肩)の血管が拡張したり狭窄されて痛みが起こるのだ。ということが分かります。
カイロプラクティック院 こうてん DES
骨盤~頭蓋骨 自律神経失調・うつ克服専門