ゴールデンウィークが終わりましたね。
コロナの規制が無くなって久々に遠出した方も多いでしょうね。
最近では五月病やコロナ禍以降の更年期症状や月経前症候群(PMS)に関する
女性の相談が増えています。コロナ禍では相談に出かける気にならなかった
のかも知れませんね。
イライラする、ドキドキする、のぼせる、偏頭痛、月経過多、月経困難
不妊症など病院には行くには気が引けると言って相談にいらしてくださいます
病院の投薬治療では、イライラや落ち着かない不安感などは
抗不安薬などが処方されて眠れる様になりますが、昼間の眠気やふらつき
倦怠感などの問題があります。
PMSや月経前気分不快障害では、症状に合わせて量を加減してピルが処方されます。
ピルは服用開始時の吐き気や乳房痛、偏頭痛に悩む方もいます。酷い生理痛や
多量の出血の緩和と副作用のどちらを取るか?という事のようです。
ただし、ピルは子宮内膜を薄くするので将来に妊娠を希望する人には勧めません。
その他に、落ち込んで塞ぎがちな方に病院では幸せホルモン物質のセロトニンの分泌を
維持する処方などがありますが、効果の安定に時間を要したり、未成年者の自殺のリスクが
上昇するなどの課題があります。
病院の処方薬は、最近発明された物ですが、漢方薬は大昔から存在していました。
普及しなかったには、薬草などを煎じて服用する手間がかかる事もあると思います。
今は、細粒や粉末で手軽に始められますし、漢方薬のお店も存在しています。
今回の写真の療方調律、柴胡疎肝湯、抑肝散加陳皮半夏などは、医学会でもその
精神安定効果は実証されています。これからの処方をベースに相談者の
身体の歪みを問診や舌診などから判断して漢方薬をオーダーメイドでお渡ししています。
気軽にお立ち寄りくださいね。
かおる漢方薬店
近鉄五位堂駅近くの「かおる漢方薬店」