自然食品の世間の位置付けは、高い→生活にゆとりのある客層、となっているようですが、実のところは違うんですが…。

当店がいつも申し上げますように、お腹いっぱい食べるクセをまず見直すことから始まります。

工業品に近い大量生産的な食べ物ではなく、昔からある正体が明らかな食べ物を良く噛んで腹八分。

ゆっくり食べる時間ないんだから、そんなセレブな食事法はムリ。→時間が決まっているなら、より食事量が減って、噛む作業で満足感が得られます。

安い、簡単、便利、美味しい、体によい。

そんな都合のよいものはあるはずないことを認識しましょう。

どうしても安いものは食べ物に限らず粗末にしがちです。

靴下ひとつにしても、それなりの値段のものは丈夫で、そして多少薄くなってもわからないように補修して履けばいいのです。

特価だからといって山盛り買って、冷蔵庫に押し込んで廃棄してる家庭がどれ程多いか。

自然食愛好家は、ロスをなるだけ出さない意識の高い人が多いのです。

 

エンゲル係数の心配なんて生まれない。

そんな心配より、必要なものを必要なだけ買って食べきることの意識改革をしていただけたら、体重超過も生活習慣病も遠い存在になって、先は医療費までも削減できるのです。

 

自然食は、時間があって経済的に余裕がある人が続ける食事ではないのです。

大きな病気さえなければ、たまにはご馳走を食べても問題ありません。

普段の食事は是非頭を使って食べていただきたいと思います。