20年以上も前に一緒に仕事していた後輩が

去年の夏　オーストラリアから長期休暇で日本に帰ってきた

仲間と一緒に食事に出かけて楽しく過ごし　昔話や　将来の話にも花が咲いたようだ

ユニークな性格の彼女であるが　単身海外で頑張って早15年

むこうで念願のマイホームも手に入れ　活動的で穏やかな生活を送っているそう

もちろん昌順庵にも来てくれて「茄子そうめん」を１年間焦がれていたと食して

オーストラリアへ帰って行った

調理師をしていた彼女が今は全く違う仕事に就いているが

今でも食の感想は明瞭的確で　

やはり日本食が好みであることは変わらないそうだ

 

人生はそれぞれの価値観で動いていて

自分の価値観を他人のそれに当てはめるのは意味がない

ニューヨークで仕事する先輩や　日本各地へバラけてしまった昔の仲間たち

同じ師匠のもとで仕事を共にした仲間との距離を

一瞬で埋めてしまう魔法は

今の自分への励ましの力になるようだ

 

 

最近ますます身体の固さを感じる店主