工房日記2019年04月19日
ニホンオオカミの絶滅した原因って!

ご注文の加工をしながら、ラジオに耳を傾けていたら、

「ニホンオオカミは明治政府の方針により駆除されて絶滅したんです。

そう、人為的絶滅だったんですよ!」

と話されていました。

ニホンオオカミにそれほど興味があった訳ではないのですが、

何となく気になってネットで知らベました.

すべての原因が政府による人為的な絶滅だったとは断言できないようですが、

その一要因だったことは確かなようです。

 

本来オオカミは人を襲わないようで、農民にとっては畑を荒らすイノシシやタヌキや鹿などを捕獲してくれる良獣だったそうです。

狼と言う字は、けものへんに良いという字を書きます。

オオカミは古来は大神としてまつられていました。

明治以前は、日本人とニホンオオカミは上手く共同生活をしていたようです。

ところが、西洋では全く逆で放牧が中心だったため、狼が羊を襲い害獣だったようですね。

当時、西洋文化を積極的に取り入れていた明治政府の方針で、

狼は野蛮で文明国家にふさわしくないとの方針と海外から持ち込まれた狂犬病が狼の間で一部流行したため

人的被害も出たこともあり駆除されていったそうです。

どうも、ニホンオオカミは人為的に絶滅させられたのは本当のことのようです。

ニホンオオカミが絶滅すると、天敵のいなくなったイノシシなどが増えて畑を荒らすようになり被害が拡大していったようです。

何だか切ないですね!

 

フォルムポッシュ