オーダーメイド日記<結婚指輪>2019年06月01日
6月です!今年も、はや半年…

今年も6月になりました。早いもので半年が経とうとしていますね。

ブライダル産業界では、6月と言えばジューンブライド(june bride)ですね!

 

ジューンブライドとは?

それは、古来より欧米諸国で伝わる“6月に結婚をすると幸せな結婚生活が送れる”という言い伝えです。

 

その言い伝えの由来は、いろいろありますが、結婚と出産をつかさどる最高の女神であるギリシャ神話のヘラ(ローマ名はユノ、英語名ではJuno)が、6月を守護しているからという説が有力だそうです。ヘラは主神ゼウスの妻で、結婚や出産、育児の象徴とされており、女性や子供、家庭の守護神と言われています。

 

そして、6月の誕生石はと言うと真珠です。

無機質な誕生石が多い中で生命体が作り出す有機質な唯一の宝石です。

そのテリは柔らかく優しい気品のある美しさがある人気のある宝石です。

 

 

 

現在では養殖で作り出すことが出来るようになり、天然産しか無かった頃とは違いお値段は安くなりましたが、摩訶不思議な巻きの美しさは今なお格別です。

 

 

その昔に、養殖真珠の技術がまだ確立されていなかった頃の話ですが、時は1917年、カルティエのパールネックレスに見せられた大富豪夫人が、どうしても手に入れたくてニューヨーク五番街に所有していたビルと交換と言う条件で、そのお気に入りのネックレスを手に入れられたそうです。当時はそれほどの価値があったのです。その時に交換されたビルは、現在のカルティエニューヨーク支店のなのだそうですよ。

 

でもその後日本人の御木本さんが世界で初めて真珠養殖に成功して、当然真珠の値段はさがってしまいました。

今現在では交換された真珠のネックレスと五番街のビルとでは雲泥の差となってしまいました。

ただ、当時カルティエのニューヨーク支店と交換された真珠のネックレスと言うプレミアがつくので、案外希少性が高まりオークションに出品されたら同等の価格で落札されるかも!?ですね。

 

価値とは真珠、ほしいと思う欲求度ですから!

 

 

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