鍼灸2019年01月24日
今日のツボは 超メジャー級のツボで長生きできるといわれている ツボです。

今日のツボは「足三里あしさんり」穴です。ブログで色々書いているので紹介した?と思うのですが調べてみるとまだでした。今日はこの超メジャーなツボです。場所は下腿前面 犢鼻穴と解谿穴を結ぶ線上 犢鼻穴の下方3寸にあります。効き目は諸種の慢性病 消化器疾患に効きます。胃痙攣 胃炎 胃下垂症 ヒステリー 神経症 坐骨神経痛 足がだるい 足の疲れ のぼせなどです。健康のツボとして知られています。一日一回お灸とすると良いと言われています。

江戸時代 旅をする人の荷物には「艾もぐさ」が入っており旅籠に着くと自分で足三里にお灸したと言われます。一つは胃腸を良くするため。ところ変われば水変わるといいますが 水にあたることが多かったようです。また一日40キロ程度歩きますからあしの疲労をとるためと云われています。これはよく聞く話なので今回は違う話をしましょう。

江戸時代200歳の夫婦がいたそうです。昭和50年毎日新聞に掲載された内容とは・・・。「江戸時代、200歳の夫婦がいた。三河の農民 万平さん 古文書発見」という見出しで当時話題になったそうです。万平の長生きの秘訣は食べ物が格段変わったものではない。ただ毎月1日から8日まで怠りなく足に灸するだけ だったそうです。

医学博士でお灸の研究をされた方がおり 毎日足三里にお灸されていた先生は108歳でお亡くなりになりました。

足三里の灸って効くんですね。