鍼灸2019年01月23日
今日のツボは 三国志 曹操の病気を治した ツボです。(諸説あります)

今日のツボは「膈兪かくゆ」穴です。前に三国志の英雄 曹操の頭痛を治したのは「風府」穴と紹介しました。ところが他にこのツボだと云われるのがこの「膈兪」穴なのです。諸説ありますが、お付き合いください。この「膈兪」穴結構凄いんですよ。場所は上背部 第7胸椎棘突起下縁と同じ高さ 後正中線の外方1.5寸にあります。効き目はは胃酸過多症 空腹時胃痛 胸焼け 胃潰瘍 食道教唆 胃下垂症 胃神経症 ヒステリー 気管支炎 肝臓疾患 胆石症 生理不順 更年期障害 歯が浮くなどです。

私の臨床においても欠かすことのできないツボです。ツボの位置から 心疾患 肝臓・胆嚢疾患 胃腸疾患 婦人病と守備範囲はめっちゃ広いです。ちょうど肩甲骨の下縁の高さになりますから肩甲骨を探して肩甲骨下縁を見つけ後正中の1.5寸です。圧すると「痛っ!」となるでしょう。覚えて損のないツボです。