未カテゴリー2018年07月21日
お灸の話。

今日はお灸の話。

鍼は本職でないとできませんが、お灸は民間でもよくされていました。今でもドラッグストアで艾やせんねん灸のような台座灸って売っていますよね。江戸時代のころは民間でもお灸はよくされていたようです。特にお灸をする日がありそれは一番暑いころと一番寒いころ。今の暦でいくと8月8日頃と2月8日頃だそう。体調の悪くなる頃には「お灸をしなさい!」ってこと。これが当時の予防医学だったんでしょうね。

民間でお灸をする以外では お寺でお灸をしてもらうことが多かったようです。だから「不動の灸」とか「弘法の灸」とかが各地にあります。特に弘法大師ゆかりの四国八十八カ所ではお灸がおおく、また四国の人はお灸の痕が残ってたりします。そうそう まえにテレビで砂の上に足跡をつけてその足跡にお灸するってのもありました、変わってる~。あと頭痛の防止で頭の上に焙烙をのせてその上にお灸をする焙烙灸。鍼灸うえだでも 薄毛治療の一環で焙烙灸をしたりしています。

暑い夏を乗り切るため色々な方法がありますが、一昔前に戻って「お灸」というのもいいかもしれませんよ。

何処にお灸するかは 「今日のツボ」を参考にしてみてください。