鍼灸2018年07月07日
お灸の話。(棒灸)

今日はお灸の話。棒灸ってやつです。簡単にいうと艾を煙草状にしていて、お灸の仕方はそれを皮膚に近づけるということです。やり方によっては結構気持ちいいですよ。

お灸自体は 皆さんご存知 中国から入ってきました。お灸っていうと時代劇で見る背中に指で捻った艾を置いて焼いていくアレですよね。中国ではあんなお灸ってしないって知っていました?お灸イコール棒灸です。え~って感じでしょ。何故かというと中国は内陸性気候でしたね、めっちゃ寒いんですよ。あの時代劇の風景みたいに上半身裸とか考えられない。ということでその部分が出せるとかお灸もすぐできるというのが良いのではないでしょうか。

鍼灸うえだでもお灸(日本式)をしますが、たまに子供にお灸がしたいときにこの棒灸を使います。まず、子供がじっとしない、もし熱いと「もう二度としない!」となるので。じゃあ棒灸は熱くないのって話になりますよね。そんなには熱くないと思います。鍼灸うえだの棒灸は湿らせたバスタオルの上に棒灸をポンポンと当てるので気持ちいいんです。同じところ(ここ悪いかなって思って)に何回もするとアツッって言われますが・・。たまに「あれまたやって」とリクエストされることもあるんですよ。もちろん大人の方にも使用します。

色々なお灸 棒灸の話でした。