小児はり2018年06月30日
小児はりの話。

今日は「小児はり」の話をします。

「小児はり」って知っていますか?このブログを読んでいただいているのは関西地区の人が多いと思うので「知ってる」なんでしょう。もう一度訊きます。本当に知っています?こうなると「う~ん」という方も多いのではないですか。「小児はり」はもともと関西発祥であり関西人には馴染みがあるものです。だから 何となく知ってるという人は多いのです。でも突き詰めていくとよくわかっていない方が大半です。

私は関西でも「小児はり」で有名な治療院で仕事をしていました。関西、関東、九州、北海道 最近では東北にて小児はりの講習会を開いています。関西の小児はり講習会の臨床鍼灸師の講習会参加の少ないこと、関東ではすぐ定員オーバーです。それは「何となく小児はりをわかってる」ということだと思います。関西以外は「小児はり」自体何をするのかわからない、そこに興味があるのだと思います。

これは関西の一般の方にもいえることです。「小児はり、子供に鍼刺すんでしょ。かわいそうで嫌だ」って感じです。大人には鍼を刺しますが子供には刺しません。子供に痛いこと、嫌なことをしたときのことを思い出してください。例えば 予防接種 例えば歯医者さんで歯をガリガリ 子供が喜んで病院や歯医者さんに行きますか?親も子供が泣くのを仕方なく連れて行くんです。ましてや「小児はり」なら別にしなくてもいいんだから無理には連れてこないし 子供は嫌があってきませんよ。「小児はり」は子供が喜んでくるんです。だって気持ちいいから。口ではいえなくとも「小児はり」のあとは機嫌が良くなります。

そうそう、このブログを読んでいる皆さん「子供も疲れる」って知っています?何が疲れるのって感じですが、子供だって体調のいい日だって悪い日だってあるんですよ。大人だけってことはありません。私はあの日本レコード大賞の「シクラメンのかほり」のせいって思っています、本気で。だってサビの部分で「疲れの知らない子供のように~」ってあるでしょう。あれにみんな洗脳されているんですよ。子供だって疲れます。

今回はグダグダと「小児はり」ついて書きましたがまだ結論までいっていません。この続きは次回の「小児はり」の話で・・・。