鍼灸2018年06月29日
今日のツボは 顎関節症の時によく使うツボです。

今日のツボは「下関げかん」です。「しものせき」ではありませんよ。場所は顔面部 頬骨弓の下縁中点と下顎切痕の間の陥凹部にあります。効果はやはり顎関節症で使うことが多いと思います。あとは顔面神経麻痺とか。

今日は顎関節症について・・・。顎関節症はなぜなると思います?知らず知らずのうちに何でか顎関節症なるようです。いろんな人が原因を色々いわれていますが、私は首(頸椎)だと思います。なので書いていることが少し矛盾しますが「下関」では治らないと思っています。

思い起こすと 私は口を開けるたびに顎が鳴っていました。時には開けにくく思うときもありました。何とか何事もなく過ごしていたある日、事件は起きました。朝ご飯を食べようと口を開けたのですが口が開きません。朝ごはんが食べれないとパニくりました。ふと、口が開かないけど別に殴られたわけでもなし(外的要因ではないということ)鍼灸師なので何とかならないかなと首(頸椎)を押さえました。なかなか自分で自分の首を押さえるのは力が入らず難しいものでした。あっそうだ!首に指を当てて首を倒したら・・・。私のお口は開きました。やっぱり頸椎に原因があったんだと確信しました。それから患者さんにはその経緯を説明し頸椎の治療をしています。勿論症状は良くなっています。

ツボの説明をしたものの自分の意に添わなかったのでちょっとしたエピソードを紹介させていただきました。