症状2024年06月06日
耳の不調に就いて

久しぶりの投稿です。ちょっとサボってしまいました

もうすぐ梅雨入りですね。

春先から今年は、暑い日と寒い日の気温差が激しくて体調を崩す方が多いですね

新生活が始まってようやく慣れてきた頃ですね

今日は耳の不調の相談についての話しです

耳がトンネルに入った時のように自閉感があって、酷いとめまいがする相談

キーンと高い音がしてうるさくて聞きづらいという相談

ゴ〜というような低音が、仕事をしていたり家事をしている時は

聞こえないけれども、ひと段落して新聞を読んでいると聞こえたり

就寝しようとすると雑音がする

その雑音は、外側から聞こえるものではなく何の音かわからないし

眠り難いと言った相談

ごく一部ですが、以上のような相談を受けています

みなさんがおっしゃるには、何故?雑音などの不快な状態になるのか?

と問われています

断定は出来ませんが、自閉感などは気圧と関連しています。

内耳のリンパ液の流れが浮腫んで膨張したり、

花粉症などでは鼻水で耳管が狭くなって詰まった感じがします

漢方では、浮腫を引かしたり鼻水などの水分を発散させて聴力を回復します

また、高音の雑音は学生さんが多いですね

大きな音をイヤホンを使って聞いています。電車に乗っていると隣から音が漏れて

聞こえてくるという経験をされた方もいると思います。

このケースは、鼓膜が音に攻撃されてダメージを受けたのが原因です

イヤホンの使用を制限して耳力を回復させる漢方を勧めます

最後の低音の雑音ですが、老化現象と言えば解り易いです。

内耳のリンパ液や静脈の血流が流れる音や心拍音を拾っているようです

耳の機能は必要か不必要か音を判別しますが、機能が低下すると

不必要な音も拾ってしまいます

漢方では耳の老化は腎虚と考えます。

なので補腎して聴力を回復する処方の滋腎通耳湯を使って治療します

耳は繊細な器官なので、老化現象に花粉症の症状が上乗せして

難聴という症状として現れたりします

6月は祝日が無いので、体調の管理を万全に頑張ってくださいね