症状2023年07月17日
夏バテで免疫力低下

暑中お見舞い申し上げます。

毎日、暑いですね。

来店されるお客様との最初の会話が

この言葉から始まります。

汗を出す事は、体表の温度を下げる人間の防衛力なんですが、

自分の体調を維持する能力以上に発汗すると

様々な不調が出てきます。

身体の潤いが無くなることによって

気管が乾燥気味になるので空咳が出始める。

夜になると人間は、

体温が下がって睡眠モードになっていくのですが

体内に熱が篭ってしまって寝付きにくいだとか、

寝苦しくて夜中に何度もめが覚めてしまいます。

外から帰って来た場合では、

帰って冷たいお茶を飲んで、クーラーの効いた部屋で

扇風機の前で、汗を引かすのは心地よいのですが、

度々になると身体が冷えてしまいます。

これらの夏バテの症状、不眠や冷え、夏風邪などの症状は

免疫力が落ちている証拠です。

最近では再びコロナ感染が起こっています。

当店でも相談を受けています。今の時期のコロナは

咽喉の痛みから発熱そして咳へと進行して行くようです。

病院では、カロナール対応のようですが、

漢方薬では、コロナウイルスに対応した柴葛解肌湯や

強い咳症状に、五虎湯や竹葉石膏湯、空咳に麦門湯

咽喉の痛みに桔梗石膏などお客様の症状に合わせて

漢方薬をお渡ししています。

夏バテ予防には充分な睡眠が必要なので夜ふかししない事と

何よりも一番大切なのが、汗を出し過ぎない気のパワーを維持する

ことなのでこの時期は、朝、夕方に生脈散を服用して

免疫力アップを心掛ける事をおすすめします。