未カテゴリー2021年02月14日
玄米食はパーフェクトか①
すっかり春めいて、このまま春になってほしいところですね。
その前に花粉症の方には悩ましい日々が続きそうです。
昨日夜中の地震で、あの忌まわしい東日本大震災の再来かとも思われ、コロナ禍で不安な毎日がさらに鬱々とした日々となってしまいそうです。
避難所生活が長引かないように祈ります。
さて、なんとなく玄米は身体にいいんじゃないかとの思いで、玄米食をやってみようかと始める方が一定数おられます。
家電量販店で玄米炊きモードのある炊飯器を購入して、白米と同じノリで食されてる方が多いのを少し悲しく思っておりますが、玄米食というのは実に奥が深いことを知っていただいた上で継続していただけたら、と考えています。
当店で玄米食を初めてやってみようと相談される方には必ず「一口30回噛めそうですか?」と尋ねます。
白米と同じようにササッと噛む食べ方では消化を十分に出来ず、便に粒のままでてくるというかえって胃腸の負担になり、健康的とは言えない食生活となります。
そんなのんびりしたことできない!とご不満無用です。同じ時間なのにそういう食べ方のほうが少ないおかずで満腹感が得られ、自ずとダイエットできるわけです。
玄米食=噛み癖直しと考えていただけたらと思います。
玄米食にはきちんとしたエビデンスもあり、実際に大病を治された方も多くおられ、炊き方や食べ方の見直しさえできればこんな出来の良い食事はありません。
実際に、戦が日常だった時代、玄米を携えて遠征に出かけ精米することも炊飯することもままならなかったお侍は、生玄米を噛みしめて凌いできたのです。
特に炊飯は狼煙が上がって敵に居場所を知らせてしまうため、火を使えなかったのです。
まだまだ玄米談義は続きます。
次回をお楽しみに。
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