有り難いいただきもの2019年04月03日
春のおすそ分け

お茶の先生から、お茶事のお花のおすそ分けを頂きました。

 

茶花は季節感があり、何とも清楚で愛らしく、奥ゆかしい風情です。

それぞれの色、形が本当に個性的。

さっきまで、どこかの小道か、お庭にひっそりと咲いていたかのようなさりげなさ。

それでいて、豪奢。

活けながら、主人はまたお花がしたいなあとつぶやいていました。

今は全く時間の余裕がありませんが・・・

 

私は学生の頃、お花を習っている先輩に誘われて、お稽古の体験に行ったことがあります。

その時、使ったお花が「こでまり」と教わりました。

春の雪のようでした。

 

結局、その時は静かなお稽古の価値がわからず、習わずじまいでしたが、習っていれば、多少物事のわかった人間になったかもしれませんね。