このところちょっとヒマな日が続いています。昔から「柿が赤くなれば医者は青くなる」と申しまして、季節のよい頃は皆さん病気にかかることが少ないという喜ばしいことです。
とはいうものの、今日も雨交じりの北風が強く、寒い一日でした。こんな寒さですからインフルエンザ・ウイルスは未だ生き延びているようで、先週も今週も一人ずつ患者さんが発生しました。皆さんも油断召されませぬよう!
さて、今日は親父の命日です。3年前の4月11日朝早く、私が20年間の島根医大勤務を終えて滋賀県に帰って来るのをまるで待っていたかのように逝ってしまいました。満99歳の誕生日を目前にして穏やかに亡くなりましたので、まあ大往生だったと思います。数え年では99歳でしたから白寿というべきでしょう。いまは診察室の天井あたりから不肖息子の仕事ぶりを見守っていてくれることでしょう。
その親父は長らく朝日、毎日、読売など各社新聞の歌壇に投稿するのを趣味というか生きがいにしていました。とくに最晩年には読売歌壇に焦点を絞って頑張っていたと思います。選者としては岡野弘彦さんや河野裕子さんに採択してもらうと大喜びでした。
河野裕子さんは1946年の熊本県生まれですが、6歳のときに滋賀県の石部町に引っ越してきたそうです。その石部の家から草津線に乗って京都女子高校や京都女子大学に通学されたとか。父が「長女と同名で生年も近い」との理由で親しみを覚えていた河野さんでしたが、2010年8月12日、乳癌により死去されました。
私は歌詠みも出来ない才能無しですが、父の感化からか短歌や俳句の善し悪しは分かるような気がします。河野裕子さんが当クリニックのある三雲駅から二駅草津寄りの石部駅を利用されていたことを知って、ますます親近感を覚えるようになりました。クリニックの待合室には河野さんやご主人の永田和宏さんの歌集も揃えています。
三雲クリニック
12/7(土) 大雪(黄経255°)次は冬至です。日本人の免疫力落ちてます。打ったらあかん‼ コロ・ワクは毒チンやでぇ❕