震災で家族の元に帰れなかった動物たちもたくさんいたのです。震災を教訓にして、備えておくことも大切ですね。

3月11日。
東日本大震災が発生してからもう15年。
月日が経つのが早すぎる。
まずは震災で犠牲になった方々に心より深い哀悼の意を表します。
15年前の今日、僕はまだ岩手大学の学生で本当にたまたまなんですが大阪の某動物病院に実習に来ていました。
震災が起こったのはちょうど昼休憩の時。
ぐわんっと少し揺れて、実習先のスタッフさん達がTVを点けたらあの津波の映像が流れました。
あのときの衝撃は今でも忘れられない。
日本はとにかく災害が多い。
その後も熊本や能登半島での地震
台風、豪雨、雪害・
いつ我が身に降りかかるかわかりません。
日本は大好きだけど、自然には勝てぬ。
だから、備えは十分に。
まず、これらは備えておきましょう。
- ごはんや薬の備蓄
- 水の備蓄
- キャリーバッグ・ケージ
- 予備の首輪・リード
- ペットシーツ・ビニール袋、食器
これは最優先。今一度チェックを。
…•ウチ、全然足りてないわ。やべ。
加えて、特に猫さんにおすすめしたいのはマイクロチップの挿入です。
犬は意外と脱走してしまっても、「あ、この子あそこの!」ってなっておうちに戻ってこられる可能性がある。
でも、猫さんはほぼ家を出ないので、その子を知ってる人は超限定的です。
非常時にパニックを起こして脱走すると帰って来ることが困難になりがち。
マイクロチップの挿入が(販売業者などに)
義務化されたのはここ数年の話。
若い子たちにはほぼほぼ入っていますが、まだまだ入ってない子もいますのでこれを機に一度考えてみてもいいかもです。
マイクロチップと同じかそれ以上に犬飼いさんたちにおすすめしたいのは、クレートトレーニング。
クレートってのは、すごく平たく言うとキャリーケースのこと。
クレートトレーニングとは、クレートの中で安心して過ごせるように練習することです。
避難所生活になると、基本的にペットはクレートの中で生活することになります。
クレートは閉じ込めるイメージがある方も多いと思いますが、全くそんなことはない。
うちの子には無理、なんてこともない。
すこ~しずつ慣れていってもらって、気づけばいつしか大好きな空間に。
自分の部屋って、落ち着くでしょう?
かわいそうどころか、落ち着いて過ごせる絶対安全なプライベートスペース。
狭い空間って、案外悪くないもんなのです。
なにかあってからでは間に合わないけど、できると色んなことが安全に、楽になる。
普段の生活も変わりますよ、マジで。
これから先、災害で苦しむどうぶつたちが一頭でも少なくなりますように。

南住吉どうぶつ病院
住吉区の苅田にある大阪市で一番南の動物病院