未カテゴリー2020年05月27日
帽子のクリーニング
この時期になると増えてくるのが帽子のクリーニングです。特にキャップの汗ジミの除去の依頼が。帽子もクリーニング出すの?って言う方がいらっしゃるかも知れませんが、これも衣類と同じようにお手入れ次第では長く愛用できるんです。帽子全般に言えるのですが、帽子の汚れってやっぱり汗なんですよ。帽子の縁から頭の周りに汗がジワーっとにじみ出てくる・・それをそのまま放っておくと汗が際づいて汗ジミになるのです。白や淡色の場合は黄変となり、濃色の場合は変退色を起こします。白・淡色は漂白で何とか復元できますが、濃い色の場合は復元が困難です。そんな事にならない為に、これから夏に向けて帽子のアフターケアのワンポイントアドバイス。肝心なことは汗溜まりを作らないということです。汗ジミが出来るって事は汗の成分が濃厚なので、汗が浮いているところに霧吹き等でその周辺を濡らす様に霧を吹きかける。できればしっかり目にかける方が汗が分散して濃度が薄まる。それで乾かしておけばヒドイ汗シミは軽減されるはずです。私も夏はキャップかぶります。でも度々洗うのも面倒くさい。だからそんな私は帽子が汗でびっしょりになったら、バケツに水をくんで2~3回バシャバシャ上下運動。そして簡単に振って水を切り、そのまま干してます。(絞ったら型崩れするので脱水は厳禁。夏はすぐ乾く)これだけ。あとは適当に洗うのでずーっときれいなまま被れています。もちろん、メッシュやポリエステル系のキャップの対処法ですが。上記の様なコットンの帽子やウールの帽子だと色泣きや縮みなど厄介な事もあるので気をつけて下さい。又、麦わらやペーパーの素材は水に浸せません(洗えません)のでご注意を!
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