植物の中で、芳香植物といわれるものが3500種類ほどあります。この中の約200種類から精油が取れます。

エッセンシャルオイルは、それらの植物の花やつぼみ、種、樹皮、葉、茎、果皮などの細胞組織内にある「油のう」と呼ばれる小さな袋の部分から抽出し、蒸留して作る揮発性の液体です。

植物の有効成分を高濃度に含んでおり、それぞれの植物特有の香りと作用を持っています。その香りは、優雅なものから力強いものまで、さまざまです。

エッセンシャルオイルの使用法は、香りを楽しむ以上のものがあります。気持ちを落ち着かせる、気分を

高めるなど、感情的反応も引き出してくれます。また、揮発性はありますが、植物油や動物油のような脂質や脂肪酸は含んでいないため、肌触りがとてもさっぱりしていて、心地よく、肌にすぐに吸収されます。

エッセンシャルオイルは、植物のホルモンともいわれており、植物が生きていくうえで、必要不可欠なものです。

植物が自然の恵みから作り出した香りの物質を凝縮したものが、エッセンシャルオイルなのです。

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