未カテゴリー2017年04月20日
苦労!パラフィン加工のしみ抜き

おはようございます。

今日は同業の方の苦労話を~

パラフィン加工のコートの油のシミ抜きを預かったそうです。

パラフィン加工とは、撥水加工と同じような効果があります。

生地に蝋をつけて撥水性を持たせる加工です。

シミ抜きをすると、撥水効果もなくなり~風合いも変わってしまいます。

通常の油性のシミは、できません。

シミが落とせないことが多いのですが、水性処理で~

お客様のご了解を頂いた上で、何とか~きれいにシミ抜きしたそうです。

たいへんな時間がかかったと苦労を話してくれました。

 

パラフィン加工・撥水加工の衣類は、生地の上に膜をつけているため

汚れが付きにく加工だと言われますが、シミが中に入り込むと

シミが取れにくいことが多いので、この加工は良いのか?悪いのか?

このパラフィン加工の特徴のチョークマーク(白く跡がつく)が

カジュアルなデザイン性をつけるので、オシャレな物になるのでしょう。

 

振袖の安心加工も撥水加工と同じですが~

シミ抜きしても落ちない~仕事をお預かりしました。

撥水加工していないシミの方が、落ちやすいと感じています。

 

パラフィン加工の特徴を~ご記憶いただいて、お役立てくださいませ。

きれいに長く着ていただけますように~

今日も良い1日を~