おはようございます。

衣類の穴あきには、タバコの穴あきと引っ掛けた穴は、見つけることは簡単ですが、

虫食いの穴は、虫がかじって糸が弱くなっているのが、確認できずに

クリーニングすると、かじられていた部分が分かるようになります。

お客様は穴は開いていなかったといわれることも多いトラブルです。

顕微鏡で見れば虫食いの穴あきは、かじったような歯型が見えるのでわかります。

衣類の食べこぼしが虫を呼びます。きれいにクリーニングして保管していれば、虫食いの

リスクはほとんどありません。ブラシだけでほこりを取っても、汗やシミは取れませんので

衣替えには必ずクリーニングして保管されることをお勧めします。

昨日、どこから手を付けたらよいのかわからないほどの、シミとサビのついたストールを

預かりました。汚れたまま　保管していたようで～

シミが酸化して繊維を溶かし、小さい穴がたくさんありました。

シミは繊維を溶かします。穴あきもいろいろありますが、早くクリーニングしていれば

シミは復元加工でほぼ　きれいになりました。

生地が弱っているので、強い薬品は使えません。サビだけが残っているようなシミです。

サビ取りの薬品は　強い薬品で～骨まで溶かす薬品です。取り扱いには注意します。

そのサビ取り薬品を使うと、繊維が溶けてしまうので、さてさて、どうしようかと考え中です。

クリーニングはお早めに～シミや汚れを付けたままにしていると、落ちるシミが落とせなくなります。

大事にしたい衣類は、クリーニングしてから保管してくださいね。

今日も良い１日を～