未カテゴリー2017年09月30日
炭素繊維の未来に

おはようございます

今日は 地球環境に貢献する先端材料

炭素繊維について〜

 

炭素繊維は軽くて強いことが、特徴で

日本の車や旅客気に、炭素繊維が採用され

軽量化による燃料向上を図れば

二酸化炭素の排出を削減できる

これからの、環境保全に大きく期待されている

炭素繊維です。

 

1950年代に耐熱性が要求される

ロケットの噴射口の材料として用いられてから

1961年大阪工業技術試験所

進藤昭男博士が炭素繊維を発表

これが高性能炭素繊維の始まりと

伝えられています。

 

今月号の「繊維製品 消費科学誌」に

元 滋賀県知事の嘉田由紀子先生が

「琵琶湖から世界へ」という論文を

載せられたました。

 

炭素繊維開発に一貫して 40年以上も

研究開発を続け 〜

世界の企業が、手を引く中でも

投資開発を続けた「東レ」

目の前の利益以上に環境保全の可能性に対する

社会的な価値を「東レコミュニティ」

としている企業理念を高く評価されていました

 

商業哲学では 「三方よし」という

言葉があるそうですが〜

「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」

世間とは社会貢献のことで〜

琵琶湖から世界に飛び立った「東レ」をはじめ

多くの企業の国際貢献〜

社会貢献を企業活動に位置付けた近江商人の

「三方よし」を歴史的たて糸とし

地球規模の人類の持続的生存可能性を

横糸とした時 日本の繊維産業のもつ潜在的

力に大きな期待を寄せたいと思う。と

締めくくられていました。

 

繊維製品 消費科学誌に載せられた感動的

嘉田先生の論文でしたので

少し ご紹介させていただきました。

 

今日もお客様に喜んでいただけますように

頑張りまーす。今日も良い一日を〜