普段の日記2019年06月07日
師匠のご来店!

私が以前にお勤めをしていた会社の同期の友人の師匠が店を訪ねてくれました。奈良に住んでおられるのですが、大阪にはお仕事で頻繁に来られるそうです。

その師匠も独立されていて、今はご子息と一緒に仕事をされていて、とても忙しくされておられるようです。具象系の製作が得意なようで、そのあたりの製作をされる職人が不足しているようで、こなせないくらいの仕事量だそうです。当時同期だった私の友人について尋ねると、その友は今は、日本にはいないとのこと。カンボジアで石の売買をしているとのことです。フェアーの時だけ日本に戻って来るそうです。上手やっていると聞きました。「日本語を半分くらい忘れているくらい現地に馴染んでいるようだ!」と言っていました。

俺の仕事をしないかと言われましたが、エンドユーザーのみで業者のお仕事はしていませんと丁寧にお断りいたしました。

私は、お店を出す前は業者との取引のみでしたが、今はするつもりはありません。それは嫌な思い出があるからです。今はどうか分かりませんが、当時、メーカーは上から目線で言葉的には丁寧なのですが、見下されたような感じを受けました。あまりいい思い出がないのです。

一度、騙されそうになったことがあります。仕上げ仕事を50本ほど頂いて磨き上げて納品しました。その翌日に傷があるとのことで20本ほど再加工返品をされて、さらに翌日に追加が出たとのことで20本ほど戻されて、さらに翌日磨き直すように30本ほど戻されました。おかしいと思いその担当の人に、50本しかお預かりして加工していないのに、なぜ70本も再加工になるのか問い合わせしました。どうも他にも同様の仕上げを出していいて問題のある加工をこちらに全て回していたようです。駆け出しだったので、黙ってするだろうと思われていたようです。信用できないために、その後すぐに取引を辞めさせて頂きました。楯突いたので当然仕事は来なかったと思いますが...

ここではあえて述べませんが、百貨店関係とかもっとひどいことを聞いています。それで、独立独歩に不安はありましたが、自身で歩んで行こうと思いお店を出す決意をしました。正直お店を出すのは嫌だったのです。それは、のんびりできないし、土日祝日働かなくてはならないので、当時は遊びたい盛りでしたので…

今現在、業者との関係はこちらが仕入れる場合のみのお付き合いで、仕事の依頼は一切受け付けていません。今はまだ強烈なアレルギーがあるのです。

ただ、今思えば加工だけやってる方が、楽だったなーとは思います。

あれから時が流れ、周りを見渡せば随分と職人さんや業者さんの景色が変わり、当時取引をしていた会社も気が付けば霧散してました。

これから先、生き延びるのは大変だと気を引き締めて頑張ろうと思いました。

昔の知り合いの師匠にお会いしてお話をして、とても楽しかったです。

バリバリにご活躍のようで、さすがだなーって思いながら、私もって気持ちになりました。

何だかとても気分が良かったです!

 

フォルムポッシュ