今日のツボは「至陰しいん」穴です。場所は足の第５趾　末節骨外側　爪甲角の近位外方０．１寸　爪甲外側縁の垂線と爪甲基底部の水平線の交点にあります。効き目は　逆子が有名であとのぼせとかありますが、たぶん逆子以外ではこの「至陰」穴は使わないと思うほどです。

鍼灸うえだでも　逆子の患者さんが来院されます。お母さんに鍼や灸をすると胎児はよくお腹の中で動くそうです。特に腰の部分の灸や「至陰」穴の灸の後などは活発すぎるくらいなのだそうです。効果の早い時は　１時間くらいで逆子が治ったケースもあります。また超レアなケースですが双子ちゃんの一人だけ逆子というのがありましたがそれも上手くいきました。逆子治療１００％といきたいのですが１例だけへその緒が巻き付いてたようで上手くいきませんでした。（鍼灸うえだでは人されている方には鍼を刺しません、刺さない鍼で対応しています ）

逆子は出産時にリスクを伴いますし、お母さんのストレスが半端ないので現在逆子で妊娠中のお母さんは一度鍼灸治療をお勧めします。なるべく早い時期が良いと思います。よく言われるのは「治ってもまた逆子になったら・・。」といわれますが　私は「その時はその時。また治療をすればいいんですから。」と答えています。ずーと「逆子どうしよう」なんて思うより治療してみたらいいと思いますよ。また逆子になるとも限らないですしね。