今日のツボは「石関せきかん」穴です。場所は上腹部　臍中央の上方3寸　前正中線の外方0.5寸にあります。効き目は婦人科疾患　特に圧痛ある時などは使用するようです。あと腹痛嘔吐　便秘　などです。上は胸部の膨張感のあるを治し下は下痢を治す　堅固なる「関所」となす　とあります。また通じないものを「石」となします。大便閉塞を治します　気が結して腸満が起こり　婦人は妊娠することが出来ません。だから「石関」と名付けました。

何となくわかったようなわからないような・・・。このブログを書いてて思ったのは　多分お腹にガスが溜まり妊娠できないんでしょうね。「石関」って・・・。「石」って・・。子供を生めない女性のことって　「石女うまずめ」って言いますよね。「石」ってそこから来てる？なんて思ってしましました。

鍼灸で不妊治療って知っていますか？色々な治療があると思うんですが、鍼灸うえだの方法を簡単に説明します。目的は2つです。一つは母体（まだ母になっていませんが）が元気になること。身体自体がよくないといけません。なので普通に鍼灸治療で身体を良くします。二つ目に身体を温めるということです。鍼灸治療で血液循環良くしているのに　と思われるかもしれませんがもっと良くします。お灸などを使って特に腰など下半身を中心に行います。そうすると妊娠しやすい身体になるように思われます。

鍼灸うえだも不妊治療が1例だけありますが　うまくいき昨年8月に来院され　2月には妊娠されました。良かったです。

鍼灸も色々な可能性があります。一度チャレンジされるのもいいかもしれませんね。