未カテゴリー2018年09月01日
鍼の話。

今日は 鍼の話。

鍼は痛い・怖いという話をよくききます。なぜ何だろうと考えるに「必殺!仕事人」かな。鍼灸院に行って「必殺」されたら元も子もないし・・・。言っておきます、「必殺」できません。後頚部に15センチ以上刺さないと「必殺」できませんので、できるような鍼がまずありません。ましてやそんなうまいこと当てられないし、無理!と患者さんいは言っています、たまに訊く患者さんがいますので。

昨年の巨人澤村投手の件でしょうか?昨年巨人の澤村投手が投げられない理由に鍼灸治療が関わっているという報道がありました。鍼灸治療のために一部神経が麻痺したとのことでした。その後鍼灸の団体が巨人に詳細を求めたところ 後日事実ではなかったとの回答がありました。この話題 報道を耳にした患者さんもいてしっかり事実無根の旨お伝えしましたが 俗にいう「風評被害」です。

巨人との鍼灸の話は因縁が深く かの江川投手も鍼灸のせいで投げれなくなったというような発言しています。私は当時野球少年ではなかったけどその報道で「鍼って怖いな」と思ったものでした。先日かつての野球少年が治療にやってきた時同じようなことを言っていました。

鍼は怖いものではありません。ただ患者さん本人または治療者が思う以上な効果を上げることもしばしばです。鍼灸うえだでよく言われるのが「治療した日よりその翌日の方がもっと身体が変化している、1週間で日々身体が変わった」ということです。

患者さんと治療者がいろいろとコミニケションをとりながら治療すれば「怖い」ということもなくなるのではないでしょうか。それを目指して頑張っていきましょう。