鍼灸2018年08月29日
今日のつぼは 食あたり に効くツボです。

今日のツボは「内庭ないてい」穴です。場所は足背 第2第3足趾間 みずかきの後縁 赤白肉際にあります。

効き目は上歯痛 食あたり 胃腸炎です。食あたりには有名なツボです。ただ鍼灸院に食あたりで来院されることはないので患者さんに試みたことはありません。自分自身 食あたりかな というときには効果を発揮しました。

その前に この「内庭」穴もいいんですが、少し変わったツボを紹介。それは「裏内庭」穴。時代劇風にいうと柳生があって裏柳生があるようなもの。例えが古いかな。この「裏内庭」穴のツボのとり方は足の第2趾の指に墨を塗りそして指を足底につけるんです。そうすると墨が足底につくでしょ、そこが「裏内庭」穴。

私自身 食あたりかなと思ったことがありまして、大丈夫かな というミンチを炒めて食べたのですが寝る前になってから お腹痛い。これはやっぱり 食あたり? いやはやミンチごときにやられるとは情けない。とは言え何とかしなければと そこは鍼灸師 知識あるツボを使ってみる。「足の三里」「地機」を刺激すると何とかお腹痛いのがおさまる。良かったと寝床に入るとまた痛くなる。ど~しよと試みたのが「裏内庭」穴。勿論はりもお灸もなくただ指で刺激するだけ。でもその刺激でマシになり、また寝床に行きましたが、その後お腹がいたむことはありませんでした。「裏内庭」穴恐るべし。