未カテゴリー2018年06月09日
今日は はり灸の話です。

今日は ツボの話ではなくて はり灸の話。

私は 新しく来院された患者さんに 「はり灸の印象」をよく訊きます。多いのは 鍼は痛い 怖い、お灸は熱い といったこと。変わったのでは 古民家みたいなところに仙人みたいな先生 なんてのがあります。イメージって怖いですね。

はり灸の効能については 断然 肩こり、腰痛 でしょうか。でも はり灸の守備範囲ってそんなものではないんです。肩こりや腰痛、膝痛などの整形外科系、子供の治療全般の小児はり、胃腸の調子、便秘や下痢などの内科系 生理痛や不妊治療といった婦人科系、うつなどをちりょうする診療内果系、最近では認知症予防などの老人医療系 など様々な疾患に有効なんですが、広く一般的には知られていません。

鍼灸うえだでも 患者さんの胃腸が働きが悪い時に「胃腸の方も治療しますね」っていうと「そんなことができるんですか?」と訊かれるケースも多いです。「はり灸は明治維新前までは日本の医療ですから。」とお答えしていますが、そこで初めて納得していただけるようです。

私のホームページのブログにも載せていますが、喉に刺さった魚の骨もとれるんですよ。なかなか、はり灸やツボの力はすごいものがあります。

もし こんな症状で困っているということがあれば一度お近くの鍼灸院に尋ねてみられるといいかもしれませんよ。