鍼灸2024年12月08日
ゾウのようになった足は治るのか

今年のいろいろな症状の第3弾です。

今回は 「ゾウのようになった足は治るのか」ということをお話していきましょう。

ゾウのようと言えば いわずとも 足のむくみ ですね。そんな話です。

 新しい患者さんが来院されました。主訴は 足のむくみ です。足首の10センチ上辺りからむくみがきつくなり 見るからに「ゾウさん」。きっかけは何ですか?スポーツジムでトレーニングしていたところ腰を痛めてしまった。その後 足がゾウさんになったという。今は 歩くのも歩きにくいという。本人曰く「腎臓が悪いせいかも。一応腎臓の数値は正常。今掛かっているお医者さんにもっと高度なところを紹介してくれとお願いしてる。」とのこと。いやいや、腎臓のせいではないでしょう、これは腰が悪いからですよ。と言うも納得いかない感じ。

 治療の結果は良くなりました。この ゾウさんの足を治すのは 腰の治療がすべてだと思います。腎臓の数値は正常、おしっこも普通ですし、一番に思ったのは足がむくんでる?足首から10センチ辺りから足先につれて腫れているのは事実。むくむって 指で押したら跡が残るというか、よく女性で靴下の後が残っていますよね。その患者さん指でつんつんしても跡が残らなかったんです。いや、ただ腫れているだけ。あと朝起きたら普通、その後段々とゾウさんの足になってくる、それって腰が悪いからじゃないの って感じでした。治療すぐには変化は少なかったですが、通院3回くらいで良くなったと記憶しています。

 最近思うことは 患者さんがいろいろな知識があること、それはいいんだけど思い込みが激しいと感じでいます。

 私は鍼灸師なので知識はそこまで豊富ではありませんが 上記のお医者さんは次の病院を紹介してと言われ腎機能が正常値でさぞ困られたと推察します。「足がぞうさん」治って良かったです。

 (この記事は どこネットと鍼灸うえだ のブログにて公開しています)