鍼灸2023年10月29日
治療の2匹目のドジョウはいた。

今回は「治療の2匹目のドジョウはいた」というお話です。

2匹目のドジョウでわかるように 同じことをやってうまくいったということですね。では・・・。

 鍼灸うえだに 久々の患者さんが来院された。その患者さん(女性)は交通事故(運転していて)腰を打ったとのこと。ちなみに 交通事故も鍼灸で良くなるんですよ~。治療は済んでちょっとした雑談タイム。「うちの主人が腰から下 足の方がほってて(熱くなって)困るって言うんです。そんなんってどうなんですか?先生わかります?」とのこと。こちらとしては以前治療したことがあるので「そんな患者さんいるんですよ、うちでも治療したことがあって、吸い玉したら良くなりましたよ。」と伝えると早速 ご主人来院されました。ご主人曰く「今まで医療機関とかに説明するけど理解してもらえない」とのことでした。初めて聞いたら 足が何もしなくても ずーっとほってている なんて言われてもそんなことあるのかぐらいにしか思わないし、信じがたいですよね。

 以前治療したことを伝え身体、特に腰を診ていると 毫鍼(鍼で刺す)でいけそう。当院は腰のゆがみをとる特別な方法もあるので 毫鍼でいざ挑戦。ひとしきり鍼をして「どうですか?」先生 「変わりません」あちゃ~、最初 前にやったことがあるからと自分自身でハードルを上げているのでどうしたものか。毫鍼が無理なら三稜鍼(吸い玉)でと、前に直した患者さんに使ったあたりのツボを使って吸い玉をする。

 すると 特有のドロッとした血液が出てくる、この症状にはやっぱり吸い玉かと思い自分の未熟さにガックリ。触診しつつ これくらいというところで もう一度患者さんに「どうですか?」患者さんの答えは「先生、熱いのましになっています。」良かった~!鍼灸治療において2匹目のドジョウは存在することがわかりました。

 現在も患者さんは来院していただいていて「以前だったらこの症状とずっと付き合うことは苦痛で手術で良くなるのであれば手術したいと思っていたが 今はこの程度であれば付き合っていけるということでした。段々と良くなっているとのことでした。 何回か浮気心をだして 毫鍼のみで治療しましたが 毫鍼のみを続けると段々ほてるのが強くなるとのことでした。この症状には吸い玉なんでしょうね。

(この記事は どこネットと鍼灸うえだ のブログにて公開しています)