鍼灸治療 脈診 痛くない鍼2017年06月20日
脈診講習会

鍼灸・マッサージ・指圧・柔道整復師の免許を取得し33年、

開業して約29年になります。

 

学校の東洋医学の授業は資格試験合格するためのもので面白くない授業でした。

今年の1月より5月の間に脈診法の特別講習会を受けてまいりました。

学校の授業・実技のなかで本に書かれているツボに鍼を打っても何の変化もおこらず、私も打ってもらっていても痛みに対して変化を感じることはなく、ただ打ってもらっているだけ的な感じでした。

 

まあ、私の技量が・・・なかっただけだと思うのですが、私は最近まではほとんど鍼を打つことはしませんでした。

 

スパイラル仲間以外の同業者の方とお話しさせていただいたら、鍼を打つと○〇が取れますからネ、といわれる方がおられます。

 

 

ただ刺激があった感じだけ・・・

痛いとこのに鍼を打って満足されるかたもおられますが、
これではお金を取ることが出来ません。

 

田中先生の理論にのっとりツボにテープを貼ったり六味

(辛味・甘味・旨味・苦味・酸味・鹹味)を体に置いたりして身体が大きく変化することが確認できますし、患者様自身もその場で変化を感じることが出来ます。

 

例えば五穀米など一つ一つの穀物に役割があるのでなんら食しても身体に変化を起こすことはまずありえない。

 

脈診を行い行い、患者様が何が必要かを判定します、判定したものを持ったりして動かせばすぐに柔軟性が出たり可動域が広がり痛みの軽減につながります、違うものが体に触れれば逆に身体が硬くなったり痛みが強くなったりします。

 

田中式脈診法は、合っているのか間違っているのか確認法があるので、学校で習う脈診法よりもずっと楽しくわかりやすく正確に出ます。
 

田中式脈診法では身体が鍼山状態になることはなく、1ぽん1本で身体が緩んでいくのを確認できると思います。

 

私は平成元年に開業し、いろんな講習会に参加しモデルで施術していただいても変化を感じることはありませんでした。

そこで開業して5年ほど経過した平成6年ごろ、田中信孝先生に出会うことができました。

 

そこで、私がモデルになりスパイラルテーピングの基本検査を行っていただき、調子の悪いところからかけ離れた場所で処置をして頂き痛み消失!

 

これは凄い!そこからスパイラルテーピングの治療法にのめり込んで現在に至ります。

現在まで脈診の講習会の集約されたもので、今年の1月~5月までの10回コースの講習会でこれで終わりではないですが一つの区切りとなりました。

 

長い歴史の東洋医学の理論を田中先生はこのようなことを言っている、新し物でなく判りやすく説明してくれています。

田中式脈診療法は、東洋医学をわかりやすく田中先生が説かれたもので、このようなことを昔の人は言っている!すごいな~と

教科書に書かれていない事をご教授いただいています。

 

鍼の打つ方向、回す方向、打つ順番で症状の変化をみることが出来ます。切皮程度でも筋肉が弛緩します、鍼は深く刺すものでないことをつくづく感じています。

 

テープの貼る順番でも大きな変化が出ます。鍼治療が現

在ではとても楽しく、人間の身体のすごさを感じる日々です。

 

 

判りやすく言えば、風船を膨らませどこかを押せば、どこかに圧が加わります、圧が加わっている部分が痛みが出ているとして、その部に処置をしても変化することはない、風船の押されている部分を見つけ出して処置しないと痛みが消えることはない。

★どこかで気が詰まっている場合。

★溢れている場合。

★何かが足らない場合

★多すぎる場合など

痛みが出ている場所は、たまたまそこが痛みの場所であって

他の場所が悪くて痛みが出ていることがほとんど、痛いところだけに目を向けてもダメだという事を常に頭に入れておかなければ、大きなミスを起こす可能性があると教え込まれています。

なかなか、痛みが取れていない方は昔の怪我・故障をチェックしてみてください。

 

び・び・びと感じる、あれば気持ちいいねん!

痛みは・・・けどきもちいいで~・・・

沢山打ってくれるし・・・

それは、治療じゃなく、ただ打ってもらっているだけ!

自己満足で受けておられる方がほとんどです。

 

中条整骨院ではまず、鍼一本で筋肉が緊張したり弛緩したりを

体験していただきます。

皮膚に軽く刺して筋肉が変化することに驚かれます。

下の画像は皮導刺といい、この状態から右回し、左回しで身体の筋肉は変化します。

 

 

鍼治療は予約制となっておりますのでご相談ください。

 

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