未カテゴリー2020年10月29日
香りの罪
香り入りの柔軟剤が流行りだしてしばらく経ちますが、減るどころか手を変え品を変え新製品が発売されます。
量販店の洗剤コーナーの側を通れば競い合うかの如く、各メーカーの柔軟剤や洗剤の香りに溢れています。
しまいには香り入り洗剤じゃないと存在してはいけないかのよう。
ちょっとした社会現象ですね。
食物アレルギーをはじめ、紫外線アレルギーやハウスダスト等、日進月歩のようにアレルゲンが増える中、こうした強すぎる香りを嗅ぎ続けることによって異物と判断し、静かにしていたアレルギー症状が溢れだすことも考えられます。
エビデンスはありませんが。可能性はあるように思います。
どんな素晴らしい洗濯機であっても、洗剤を完璧に濯ぐことはできません。
すなわち多少衣類に残ってしまい、肌に触れるということです。
それを利用しようとしているのか、柔軟剤の匂いは何回濯いでも残ります。
柔軟剤の香りを好む人が多いことに驚くばかりです。
香水は食事の場に相応しくなく、マナー違反とされるのに、柔軟剤の強烈な香りはノープロブレムなのでしょうか?不思議です。
体臭を隠したい気持ちはわからなくもないですが、強烈な柔軟剤の香りを芳しい香りと思う人ばかりではないのです。
京都 自然食品 ナチュラルプラス