トリミング2020年10月02日
怒る犬のトリミング

今日はトリミング中に怒る犬、マルチーズのユキちゃんです。

lisに来ていただいている子で怒る犬は全体の1割以下ですが、

噛む素振りをしてるだけの子や、老犬で歯が少ない子等、

防具の必要がない子を省くと、危険な子はほんのわずかなんです。

 

普段はとてもおとなしく、抱っこされてる姿は縫いぐるみ?って

思う程動かない子‥

しかし、シャンプーの後のドライヤーで豹変します!

頭部に風とブラシがあたるのと、前足を持ち上げると怒りのスイッチが入り、

スリッカーブラシ(ピンが針の様になっている)に噛み付いて来て危険なので

エリザベスカラー装着して、全体をを乾かします。

 

これで身体の乾かしは終わり、エリザベスカラーを外します。

顔と頭部はまだ生乾きなので、

怒らない程度の弱い風と櫛(櫛なら怒らない)で乾かし、仕上げます。

お迎えの頃には、おとなしいユキちゃんに戻ります

同居のメイちゃんとともにお散歩♪

 

噛みつき対策として、色々な防具を使って作業が出来ますが、

顔のカットで狂った様に噛みつく子は残念ながら、lisでは出来ません。

過去にやむなくお断りした子は、

『動物病院のサロンで全身麻酔してカットをした』とおっしゃっていましたが

顔の毛が伸びる犬種の場合、お願いするしかないですからね…

チワワ、ポメラニアン、ダックス、パピヨン等であれば

顔のカットは一切無いので(お髭も切りません)口輪をはめて

安全にトリミングが出来ます。

場合によっては、予めご自宅で、

お手持ちの口輪を装着し来店して頂く事もあります。